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現象界|哲学の用語解説

どうもこんばんは、高橋聡です。今日は休みでゆっくり1日過ごしておりました。なんか春に近い陽気で眠気が晴れることがありません。たまにはこうやってゆっくり寝る日もあってもいいかもしれませんね。

前回の記事|カテゴリー

前回はカテゴリーについて見ていきました。カテゴリーとは悟性の形式でしたね。カテゴリーはまた純粋悟性概念とも呼ばれることがありました。以下にリンクを貼っています。

現象界

現象界とは、感性を通じて人間が経験する現象の世界のことで、カントは感性界とも呼びます。対義語として、純粋に思惟された物自体の世界である英知界、可相界があります。
人間の認識は感性が受け取る素材を必要とするため、現象界の範囲内にとどまります。純粋に思惟された英知界は認識の限界外にあるのです。
しかしながら、人間は道徳法則に従う自由な人格としては、必然的な自然の現象界をこえて、道徳的に自由な英知界に属しているとカントは考えました。
感性的人間としては現象界に属しながら、道徳を実践する主体としては英知界に属するところに、人間の尊厳が由来するんだ、とカントは主張しました。
以上、今回は現象界について説明してきました。現象界と英知界に分けることができるとカントは考えましたが、自由の由来がまさしく英知界だと考えたのはカントの独創だと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
高橋聡記す

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