人文科学系、主に哲学の専門用語の解説を中心とした雑記集

オマル・ハイヤーム『ルバイヤート』のメッセージ:酒と女と音楽とあれば、元気に暮らしていける!

 
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哲学エヴァンジェリスト。 東洋哲学や西洋哲学問わず、面白い哲学をあなたにお伝えします。
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こんにちは!
草の根平和推進者 平高橋聡です!
皆さんは、オマル・ハイヤームのルバイヤートはご存知ですか?
オマル・ハイヤームは11世紀のペルシャの詩人です。
ルバイヤートとはオマル・ハイヤームの詩集のことです。

ルバイヤート (岩波文庫 赤 783-1)
オマル・ハイヤーム
岩波書店
1979-09-17

 
早速一句取り出して、あなたにメッセージをお伝えしましょう。
オマル・ハイヤーム『ルバイヤート』92 小川亮介訳 岩波文庫
//
おれは天国の住人なのか、それとも
地獄に落ちる身なのか、わからぬ。
草の上の盃と花の乙女と長琴さえあれば、
この現物と引き換えに天国は君にやるよ。
//
オマル・ハイヤームと同じように、
ぼくも天国の住人なのか、
地獄に落ちる身なのかはわかりません。
それは神のみぞ決めること。
酒が飲めて、良い女と付き合えて、音楽さえあれば、
他のものなど要らない!
あなたに天国はあげよう!
ということです(笑)

ぼくもこのメッセージにすごい共感しました。
あなたはどうですか?
死後のことについて、思い煩いすぎたりしたことはありませんか?
あるいは、今後のことについての思い煩いでもいいです。

現状への感謝があって、自分の好きなことができるなら、
あなたは地獄に落ちてもいいと思いますか?

ぼくは、仮に偽預言者と罵られ、実際にそうなっても
全然構わないと思っています。
この意味は、わからない人は置いておいてください。笑


現状に満足するだけではなく、現状の改善ももちろん必要ですよ。

でも、現状への感謝、あなたは忘れてませんか。

地についた活動を続けて参りましょう!
あなたと共にある平高橋聡より。


 

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