和泉市が好き2|槇尾山施福寺という和泉市最大の寺院
2021/05/13
どうもこんばんは、たかはしさとしです。最近コロナの感染者数が激増していますね。緊急事態宣言が出れば会社の仕事もすこしやることが変わります。せっかく今の体制をつくってきたのに、またもとに戻るとかちょっと残念ですね。まあしかしできることを全力でやるしかないですね。
前回の記事|泉州の三尾/石尾と松尾
前回は和泉市の紹介を少しだけ行いました。泉州の三尾のうち、石尾と松尾という和泉市の仏教の名刹を紹介したのでした。下にリンクを貼っておきます。まだ見ていない方は是非読んでみてくださいね。
槇尾山施福寺
和泉の三尾の最後が、槇尾山です。現在天台宗の寺院、施福寺がある山となります。トップ画像に使った弘法大師が剃髪した場所と伝えられているところに石碑が立っています。現在は天台宗の寺院ですが、実は弘法大師空海とゆかりが深い槇尾山なんです。修験道の道場として仏教が伝わった直後の欽明天皇期に行満上人によって創建されたと伝えられています。なおこれが本当なら四天王寺や法隆寺はおろか、どこのお寺よりも古い創建じゃないでしょうか。修験道を確立した役小角、和泉国にゆかりの深い行基や空海がこの槇尾山で修行をしたとも伝えられております。西国三十三箇寺の四番札所ともなっており、今でもこの霊場巡りをする人でにぎわっている古刹ですね。山門に経っている仁王様の像。筋肉隆々で強そうですねー。
隣の電柱を見ていただければわかると思いますが、かなり大きい石柱に槇尾山施福寺の文字が彫られています。
西国三十三箇所のお寺の中で、おそらく最も登るのがハードなお寺です。山頂近くまで参りますと、こういう本堂が建っています。中にご本尊だけでなく、めちゃくちゃ大きな仏像が何個もあって、こんな山の中でどうやって作ったんだっていう大きさのものもあるので、ぜひ公開中ならば見てみてください。本当におすすめです。
江戸時代に徳川家の庇護を受けて真言宗から天台宗に改宗したみたいです。そして寛永寺の末寺となっていたようですね。一応和泉市は天領(徳川幕府直轄地)の地域が多かったので、そういう都合もあるのでしょうね。
ハイキングにも最適の山なのでぜひ一度登ってみてくださいね。
それでは今日は和泉市の槇尾山について紹介いたしました。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
たかはしさとししるす