人文科学系、主に哲学の専門用語の解説を中心とした雑記集

大阪府河内長野市の大乗院八幡山興禅寺にお参りしてきました。

2019/04/27
 
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どうも、哲学エバンジェリスト高橋 聡です。今回は河内長野市にある曹洞宗のお寺、興禅寺の参拝レポートです。和歌山県橋本市の寺に藤を見に行こうとして、その途中にお寺がないかネットを調べていて見つけたのがこのお寺です。

河内長野市唯一の禅寺の模様です。詳しくは以下を見ていきましょう。

禅林寺の門、庭、縁起など

大阪外環状線から国道371号線に入り、ずっと走ると南海高野線美加の台駅が見えます。美加の台の住宅街に一旦入り、住宅街の端の方から細い道が一本伸びていて、そこから興禅寺に入ることができます。

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門はこんな感じですね。興禅寺は曹洞宗のお寺さんみたいです。

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縁起によれば、興禅寺の開基は行基。行基開基の寺は岸和田市久米田寺、堺市中区家原寺、堺市南区高倉寺などさまざまありますが、こちらの興禅寺もそのお仲間らしいです。行基といえば、天平時代の人ですから、すでに奈良時代にこの地にお寺があったことがわかります。

曹洞宗になったのは江戸時代。膳所藩本多氏などの庇護をうけたとのこと。

奈良時代からだからたくさんの歴史があるんでしょうね。こういうことを調べるのもぼくは結構好きですが、今回は割愛して庭の景色を見ましょう。

この興禅寺、実は羅漢石像がたくさんあります。その数にぼくはびっくりしてしまいました。

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まず最初に出会う石仏は、釈迦誕生仏。これはいいでしょう。

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インド風の顔をしたおっちゃんが出迎えてくれます。

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すごいのは、この蓮池の周り。心してみてください。

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慈母観音さまが立っておられます。般若心経を唱えておきましょう。では、次が本題です。

興禅寺の羅漢像

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羅漢像が池の周りを取り囲んでいます。お釈迦さまの五百弟子?とにかくすごい数でした。結構大きいので迫力もあります。

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いろんな羅漢様がおられます。全員やっぱインド風のお顔つきです。

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庭園は、禅寺らしくとてもきれいに管理されております。素晴らしい場所に来れました。

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なお、木造の阿弥陀如来坐像があるみたいでしたが、見れませんでした。国の重要文化財だから無理もないですね。

興禅寺の本堂と御朱印

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きれいな本堂です。御朱印、いただけました。

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本尊は釈迦三尊仏のようです。突然の訪問にも関わらず快く書いていただき、ありがとうございました。

なお、この本堂の裏手の山にはお釈迦様と十大弟子が並んだ霊鷲山があります!

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こちらも迫力たっぷりでした。とにかくお釈迦様が大きい。

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車に帰る途中で出会った猫ちゃん。眠そうですね〜。

(2019年4月24日参拝)

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。なお、次回は河内長野市にある真言宗御室派に属する延命寺の参拝レポートです!

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