仏教 東洋哲学

8.行動し努力し続けることの大事さ

どうも哲学エヴァンジェリスト高橋聡です。今日はブッダの『真理のことば』(ダンマパダ・法句経)のことばをみて行動し努力続けることの大事さを学びましょう

行動し努力し続けるのは不死の境地

二一 行動し努力するのは不死の境地である。行動しないでなまけるのは死の境地である。行動し努力する人々は死ぬことがない。行動しないでなまける人々は死者のようである。

二二 このことをしっかりと把握して、行動し努力することをよく知っている人々は、行動し努力することを喜び、聖者たちの境地を楽しむ。

二三 道に思いをこらし、耐え忍ぶことができ、つねに努力を続ける、思慮深い人々は、心の平安に到達する。これはこの上ない幸せである。

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(御朱印は大阪府天王寺区四天王寺の御朱印 大日本仏法最初という印も押されています)

二一を見ましょう。今を必死で生きようと行動し、努力を怠らない人は不死の境地にいると言います。逆に今を生きることから目を背け、何も行動せずになまけている人は死の境地にいます。ここでいう不死とか死というのは、何も直接的に死が訪れないとか、すぐ死ぬという意味ではもちろんありません。不死の境地とは、生きている意味や証しをこの世に残すように必死に生きてはいるが、さりとて何が起きても動じない境地のことです。逆に死の境地とは、なまけて行動しないのであれば、死んでいるのも同然。生きている意味も価値もないということです。

このことをしっかりと把握しよう。二二ではそう勧めます。不死の境地とは死の境地と対比すれば必然的に喜びが湧く、良い境地であることがわかります。行動し努力することの良さを知っている人は、自分たちがしていることを喜んで、聖者に近づくのだ、ということです。

不死の境地とニルヴァーナ

二三をみてください。我慢強く努力を続ける思慮深い人たちは、心の平安に達することができると言います。ここで心の平安と訳した単語はサンスクリット語で「ニルヴァーナ」と呼ばれる状態のことです。心が輪廻から抜け出た(解脱した)状態のことで、仏教を志す人の最終目標の一つとされます。ブッダは悟りを得て、4つの真理(四聖諦)を見つけたといわれますが、このうち第三聖諦が苦の原因を滅した状態のことで、この状態をニルヴァーナと呼びます。

ぼくはサボり癖があるのでなかなかずっと努力して行動し続けることができないのですが、昔に比べたら行動することに重点を置いていけるようになったと思います。不死の境地をずっと喜んで維持できるように、努力していきます。

あなたはどうでしょうか。不死の境地か死の境地か。あるいは心の平安か、苦か。どちらに自分をおいていますか?前者でいたいものですね。

まとめ

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今回学べた内容を簡潔に記すとこうです。

〇行動し努力し続けよう。その先にあるものは、喜びと心の平安であり、不死の境地だ。

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