過去の投稿シリーズ:石川文康『カント入門』 第四章メモ2
こんばんは!
草の根平和推進者 平高橋聡です。
過去の投稿シリーズです。
2011年04月12日17:50 mixi
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ア・プリオリな総合的原則
カテゴリーが経験界に適応されるための4つの原則
1 数学を経験界に適用する原則―「直観の公理」
どんな直観も外延量、広がりをもっている。そうしてはじめて数学が経験に適用されうる。
2 経験の中のア・プリオリ/連続性の原則―知覚の「先取的認識」
「すべての現象において、感覚の対象である実在的なもの内包量、すなわち度合いを有する」
超越論的論理学を際立たせる原則として特筆される。
経験的にしか与えられていないものの中に、経験に先だつものを認識することを教えている原則だから。
内包量や度というものは、無限の度のことを意味する
経験的にしか与えられていないものの中に、経験に先だつものを認識することを教えている原則だから。
内包量や度というものは、無限の度のことを意味する
3 二項関係の原則―「経験の類推」
「経験は知覚の必然的結合の表象によってのみ可能である」
類推とは、質的比例関係のことを意味。この場合、異質なもの同士の等しい関係をあらわす。
4 認識の様相を判定する原則―「経験思惟一般の要請」
様相のカテゴリーに対応し、このカテゴリーの三つの契機にしたがって三連立の形をとる。
「経験一般を可能にする条件は、同時に経験の対象を可能にする条件である」