人文科学系、主に哲学の専門用語の解説を中心とした雑記集

基本コマンドとファイル操作5 | LPIC 101-6 学習ノート

2021/05/13
 
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どうもこんばんは、たかはしさとしです。今日は在宅で仕事をしていましたが、冬にしては温かい日だったので、過ごしやすかったです。こうして特に変わった出来事がない日も、平穏に過ごせていて幸せに感じる今日このごろです。


前回の記事|LPIC101学習ノート5

前回はリダイレクションfileコマンドについて学びました。ここらへんも大事なところなので、復習しておきましょう。



<< ヒアドキュメント

<<はヒアドキュメントと呼ばれる書式です。コマンドの後ろに

<<文字列

と打ち込むことで、指定した文字列が現れるまでの内容を、コマンドへの標準入力として扱うのです。この後ろの文字列は識別文字列などと呼ぶこともあります。


$ cat << END

上のコマンドはENDという文字列が出てくるまでの文字列を画面に表示します。


/dev/nullファイル

/dev/nullファイルはデバイスファイルです。このファイルに書かれたものはすべて消去されて、このファイルを読み込むとEOFが返り値として返されます。


$ command > /dev/null 2>&1

あるcommandの標準出力が/dev/nullとなり、そのあと標準エラー出力を標準出力と同じものとする、という意味のコマンドです。


teeコマンド

teeコマンドは、標準入力から読み込んだデータを標準出力とファイルの二つに出力します。

tee [オプション] ファイル名

teeコマンドのオプションは以下の通り。


-a ファイルを上書きせず追記

コマンドの連続実行

cmd1を実行後、cmd2を実行するときの構文

1)cmd1、cmd2を順々に実行する


$ cmd1 ; cmd2

cmd1の結果に関係なく、cmd2を実行します。

2)cmd1が実行できれば、cmd2を実行する


$ cmd1 && cmd2

cmd1の終了ステータスが0なら、cmd2を実行します。

3)cmd1が実行できなければ、cmd2を実行する


& cmd1 || cmd2

cmd1の終了ステータスが0以外なら、cmd2を実行します。

以上、ヒアドキュメントやその他特殊な表記、書式について見てきました。最後までよんでいただき、ありがとうございました。

たかはしさとししるす

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