人文科学系、主に哲学の専門用語の解説を中心とした雑記集

信頼関係を構築するために書き続ける

2021/05/13
 
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どうもこんばんは、たかはしさとしです。冬休み最後の日である今日はハードオフにいってまいりました。ハードオフは人が結構多かったですね。PC関連の品をちょこちょこ買ってきました!ああいういろんなハードがごちゃごちゃにおいてある場所ってぼくは結構好きなんですよね。安いものもあったりするので、見ているだけでうれしいですね。明日から仕事ですが、心機一転できたのでとても良かったと思います。なので仕事に本気であたります。

結局、宿題にしてたブルデューの『ディスタンクシオン』はあんまり読めませんでした。集中力が家にいると続かないんだよなあ、と言い訳しつつ、しっかり今後は家でも集中できるような環境づくりをしていきます。


前回の記事

それでは前回の記事から見ていきましょう。前回はブルデューの重要な概念である文化資本についてみてきました。以下にリンクを張っておきます。



まだ読んでいない方は是非読んでみてくださいね。


文章を書くのは信頼関係を構築するため

ぼくがnoteとかBlogとかに文章を書いているのは、文章を読んでくれている人、ぼくの文章や生い立ちを知って気に入ってくれた人と信頼関係を構築するために書いています。

最終的に自分の商品やサービスを買ってもらうために文書を書く人もいるでしょう。あるいは自分の日記替わりに文章を書く人もいるでしょう。あるいは何かを知ってほしいために文書を書く人もいるでしょう。ぼくはどの要素も大事だと思いますし、否定しません。ぼくが文章を書くのにそういった要素が入ることだってあります。

でも最終的には自分のことを知って気に入ってくれた人、自分が知っていること、興味あることに関心をもってくれる人にぼくは深く長く付き合いと思うんですね。だから、信頼関係を構築したいというのがぼくの一番の思いです

その試みが完全にうまくいってるとはいえないかもしれないですが、それでもぼくが心がけていることは、自分の言葉で書く、自分の言葉に置き換えて書くということです。

ちょっと今さっきから実際にあったこともあるさわらぎ寛子さんの著書『売れ続けるネット文章講座』を読んでいます。他人の言葉をなんとなくネットでみつけてきてそれっぽい文章にすることが最悪の文章術だとさわらぎさんは仰っていたんですが、ぼくもその通りだと思います。内容を参照にするならまだしも、キャッチコピーやタイトルをそれっぽい理由だけでそのまま持ってきたり、まねたりすることはぼくはしません。少しダイレクトな表現でも、わかってもらえるタイトルや文章を書くようにしています。

たとえばカウンセリングとかの世界では傾聴の技法っていうのが確かに存在しています。よくこの人は聞いてくれる、って思ってもらって信頼してもらうような一種のテクニックですね。でもこのテクニックを自分が関心もない事柄に適用して信頼してもらおうとしても効果があるでしょうか?実際のところ、そのようにふるまえば効果がないどころか、逆効果ではないでしょうか。関心がないのにテクニックだけ使って関心があるふりをして信頼を得ようとしても、話しているうちに関心がないことがわかってしまい、逆にこいつなんだ、って思われますよね。

文章術も全く同じです。本心で思っていないことをつらつら書いても、ある程度わからないかもしれませんが、そのうちぼろが出るというものです。

だから思ってもないことは書かないとか、オーバーすぎる表現はしないとか、自分と対等に読んでもらえるか、とかそういうことを意識しています。そういった当たり前だけど意外と気づかないことを書いたのがさわらぎさんの著作『ネット文章講座』であって、文章に書きなれていない方はとても参考になることが本書には書いてあるので、ぜひ読んでみてくださいね。

以上、今日は信頼関係の構築のために書く、ということと『ネット文章講座』を再読した所感を書きました。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

たかはしさとししるす

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