人文科学系、主に哲学の専門用語の解説を中心とした雑記集

自分のことばに厳格に、他人のことばに寛容になる

2021/05/13
 
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哲学エヴァンジェリスト。 東洋哲学や西洋哲学問わず、面白い哲学をあなたにお伝えします。
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どうもこんばんは、たかはしさとしです。今日は昨日より気温が2度ほど高く、割と温かいイメージですね。でも気を抜いてはいけません。コロナをはじめ、体調を崩しやすいのは間違いないので、しっかりとした防寒対策、風邪対策を行ってまいりましょう。

さて表題の件で少し語りたいと思います。他人と会話するとき、重視すべき姿勢があればまさしく”自分の発することばに厳格になる”ということと、”他人にいわれたことばに寛容になる”ということの二つに尽きるのではないでしょうか。

はじめの自分のことばに厳格になる、について少し解説しましょう。厳格になるといっても厳格に話せといった意味ではありません。厳格な内容を話せといったことでもありません。そうではなく、ことばに厳格になるとは、自分のことばを厳選して使い、さらに他人を傷つけることがないように心がけるということです。言い換えれば相手を思いやってことばを発するということです。自分は何をいってもいいわけではないことを自覚し、徹底的に選び抜かれたことばを使うようにしましょう。

さらに他人のことばに寛容になるとはどういうことでしょう。これは読んで字のごとくですね。他人から何を言われても、怒りやネガティブな感情で返すのではなく、すべて広く受け入れたうえで、失礼なことでも許しつくすこと、この一点につきます。たとえどんなむかつくことを言われても、反応しない。それが大事なのです。

この二つが基本姿勢として守れる人と会話をすると、会話は大きな逸脱はそんなになくスムーズに話すことができます。

会話、あるいは相手がいる前提の発信でも、このふたつのことを思いに止めて、発信してみてはどうでしょうか。

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