社会・感情・性格心理学の理論と提唱者一覧1|心理学検定
どうも、こんばんは。高橋聡です。今日は心理学検定の対策として社会・感情・性格心理学領域における理論名と理論の提唱者名の一覧をここに記したいと思います。
試験対策で絶対押さえておかないといけない人々なので、しっかり見ていきましょう。
理論の提唱者 |
理論名 |
補足 |
ジェームズ |
「主我」と「客我」 |
主我とは自分から見た自己。客我とは周りからみた自己。客我にはさらに「物質的自己」「精神的自己」「社会的自己」がある |
フェスティンガー |
社会的比較理論 |
自分の能力や意見を正しく評価したい欲求があるため、人間には自分と他者を比較する傾向がある。 |
タジフェル/ターナー |
社会的アイデンティティ理論 |
自分がどのような社会集団に所属しているかという自覚に基づく自己概念 |
リアリー |
ソシオメーター理論 |
自尊感情の高低により、対人関係や社会集団の受容、拒否に影響が出るという説 |
– |
存在脅威管理理論 |
自尊感情と文化的世界観が死に対する恐怖や不安を和らげる |
バンデューラ |
自己効力感(セルフ・エフィカシー) |
目標を達成するための能力を自らが持っていると認識すること |
テッサー |
自己評価維持(SEM)モデル |
「他者との比較」「栄光浴」によって自尊心を保つ |
マーカス |
自己スキーマ |
体制化された自己知識 ※自己関連付け効果…自分に関連付けて物事を記憶すると記憶成績が向上する現象 |
ヒギンズ |
セルフ・ディスクレパンシー理論 |
現実自己と当為自己・理想自己の葛藤やずれによって不快感情が生じるとした理論 |
リンヴィル |
自己複雑性 |
自己複雑性が高いほど、ストレッサーなど脅威の影響力は少ない |
ハイダー |
POXモデル(バランス理論) |
素朴心理学 |
フェスティンガー |
認知的不協和理論 |
複数の矛盾する認知を同時にもったとき、不快な緊張状態が生じ、それを解消しようと試みる |
ベム |
自己知覚理論 |
自分の行動や周囲の状況などを手掛かりにして自分を観察して、自分の態度や感情を推測する |
ケリー |
ANOVA(共変)モデル |
弁別性・行為性・一貫性 |
– |
セルフサービングバイアス |
自分にとって良い出来事は自分の内的要因に原因帰属し、悪い出来事は外的要因に原因帰属する傾向 |
– |
バーナム効果 |
フリーサイズ効果とも。誰にでも当てはまる言葉が当たっていると信じてしまう現象。※確証バイアス |
以上、最後まで見ていただきありがとうございました。