読書と自分らしい言葉
どうもこんばんは。たかはしさとしです。今日は18時からぼくが所属するオンラインサロンの飲み会がありました。その前にドトールコーヒーでエスプレッソを飲みながら、齋藤孝さんの『読書力』という本を少しだけ読んでいました。この本の序章を読んでいて感じたのは次のことです。ネットなんかで情報は溢れているから、本を読まなくてもいいと思う人もいます。でも古典作品などを中心に色んな人に読まれてきた作品を収録する文庫本や、学問やあるテーマについて専門家がわかりやすく解説した新書を読むことで、一定の読書力を培うことができる、と著者は言います。そしてその読者力が考えることの素地となる、と筆者は述べています。
このことに関して、ぼくの経験上筆者のいうことに概ね同意します。本はその本を書いた人の人生がつまったもので、その一端に触れる読書は人生を豊富にすると思います。自分の人生を評価するとき、人は自分が選んだ言葉で人生を表現するしかありません。読書で色んな考え方に触れることで、自分の人生の表現を深くすることができるのです。まさしく人生を豊かにする読書として、いろんな分野の本を読むってとても大事だと感じます。
実際のところ、読書するだけで文章が書けるようにはなりません。文章を書くにはとりあえず書いてみるしかないのです。でも読書やほかのインプットを行わずに、ただ書くだけだとこれまたうまくいかないのも事実だと思います。読書をしたら、その文章に自分の興味あるテーマから書評を書くととても力がつきます。もちろん要約を書くだけでも力はつくと思います。ぼくは自分が文章を書くときに、よく自分の語彙力の貧困を感じることがあるのですが、読書で言い換え表現を学ぶことで、だんだんとそこから脱してきているな、と感じることも多いのです。
今述べた本との関係で言うと、読書力は書く力そのものではない。でも読書することで書く力の基盤となる部分が強化され、結果的に書くことも楽しくなってきたり、表現がいろいろできるようになって、自分らしい言葉遣いが結果的にできるようになる、ということだと思います。
だから読書は何かを書くならぜひしておいたほうがいいよー、特にいろんな分野の新書や文庫を横断的に読むことはとても大事だよーっていうお話でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。