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家族的類似性(Familienähnlichkeiten)

ウィトゲンシュタイン 『哲学探究』§66 67() より「ゲーム」という言葉について考えてみよう。ボードゲーム、カードゲーム、TVゲーム、ボールゲーム、これらすべてに共通するものなのあるだろうか?いやないのだ。 「娯楽」という点では共通して...
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デュルケームの人と業績⑤『自殺論』Ⅱ

<自殺の混合タイプ> ④自己本位的・アノミー的自殺…よく見られる。失望が興奮と、夢想が行動と、欲望の狂奔が憂鬱な瞑想と交互にかわるがわる現れる。 ⑤アノミー的・集団本位的自殺…同じ一つの危機が人々の生活を混乱に陥れるとともに彼らの集団本位的...
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デュルケームの人と業績⑤『自殺論』Ⅰ

本書は社会学的方法を用いて自殺に関する独特の理論を展開し、社会学的方法の独自性とその適用の有効性を学界に知らしめることをめざしたものである。 従来、自殺傾向の社会による違いは非社会的要因が考えられてきたが、デュルケームによればそれは誤りか不...
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デュルケームの人と業績④『宗教生活の原初形態』

本書はオーストラリアのトーテム信仰に関するデータを用いながら、宗教の本質と宗教の起源および機能を論じたものである。 デュルケームによれば、宗教の本質はいっさいの自称を「聖」と「俗」の2つのカテゴリーに区分し、聖なるものにたいする信仰および行...
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デュルケームの人と業績③『社会学的方法の規準』

デュルケームによれば、社会学は客観的で冷厳なあらゆる価値判断から離れた学問でなければならない。まず社会学における認識態度として、あらゆる社会現象を「物として」見る必要がある。 社会学が取り扱う社会的事実とはもろもろの「制度」であり、制度は個...
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デュルケームの人と業績②『社会分業論』

『社会分業論』は当時の学界で支配的だった「進化」の思想に従い、社会の連帯組織・統合原理に関する一種の発展段階説を展開したものである。デュルケームによると、人間社会は前近代的時代における「環節的社会」から近代的な高度文明社会(=「組織的社会」...
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デュルケームの人と業績①

エミール・デュルケームは1858年4月15日、フランスのロレーヌ地方にて生まれる。デュルケームが成人するころ、1880年ごろから全ヨーロッパにて反ユダヤ人運動が広まった。それは、ユダヤ人が金権政治の擁護者と考えられたためである。 高等師範学...
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「犬」という字をめぐっての考察

「犬」という漢字と記号・象徴Ⅰ中国の「犬」●伝統中国における「犬」 中国では、犬は大凡先史時代以来、最も人の近くにいた獣であったと考えられている。その役割は家畜として、即ち猟犬・番犬・愛玩犬・食用であった。「犬」という漢字が象形文字である甲...
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『無知の知』とは? 莊子の考え

●道家・荘子 荘子の語ることは深い。だが、荘子の考えは矛盾を抱えた思想として批判されてきた。偏狭なる儒学者によって。無為之為はなさないことなす、だと。そしてそれにひきづられた道教の道士等はそれをなしてきた。 全くもって理解しかねる。そのよう...