心理学用語

人生における時間|心理学の用語解説

どうもこんばんは、高橋聡です。本日は在宅作業にて仕事をしておりました。仕事って在宅ではかどる部分とはかどらない部分がありますね。やはり集中して長い時間する仕事はオフィスのほうがはかどる気がします。逆に細切れでいろんなことするなら自宅のほうがはかどります。オフィス勤務も自宅勤務もどちらも一長一短ですが、科学的に自宅で仕事をすることの心理学実験や考察などが進めば、より効率的に仕事ができるようにオフィス用のワークと自宅用のワークが科学的にわけて分類されるようになるかもしれませんね。もっとも日本はそういった合理的な分け方がなされても導入はおそくなりそうな来もしますけども。

前回の記事

前回は心理学の用語の解説で、「人生の目的」という用語を解説いたしました。あなたは人生の目的について明確に答えることができるでしょうか。そうした人生の目的についての用語解説が以下のリンクから飛べます。
まだ読んでいない方は是非よんでみてくださいね。

人生における時間

時間飢饉」という言葉があるとおり、人生の大部分の人が時間が足りないと思っています。時間は管理しようとしてもできるものではなく、時間にせきたてられているように感じてしまいます。仕事で忙しいだけじゃなく、学校でも塾でも家でも休日でも常に忙しいのです。

社会学者たちの研究によると、過去50年程度の間には、われわれが望むような自由時間の増加が実現しています。1965年以降、われわれの自由時間は1週間に5~7時間程度増えているようです。

ところが実際には、われわれは働く時間が増え、感覚的に少ない時間しか自由時間に費やせていないと思っていることもまたわかっています。

時間不足を解消するためには、自由時間を毎日1時間増やすように時間管理することではできません。そうではなく、幸福に貢献する形で時間のバランスをとる方法を身につけることのほうがはるかに大事なのです。

時間の心理学の2つのテーマについてここでは取り上げます。「時間的視野」と「時間の使い方」の2つです。それでは時間的視野から見てまいりましょう。その2つのテーマと幸せな人生とは何かというテーマがどう関わるのか最後に見ていきます。

時間的視野

時間的視野はわれわれが決断を下すときや、行動をおこすときに、自分の過去、現在、未来のどれに焦点を合わせるかを表しています。時間的視野は比較的安定した人格特性であると言われています。さらに各人は支配的な時間的視野を一つだけ持つ傾向にある、といいます。

時間的視野には5つのタイプがあります。「未来志向」「現在快楽」「現在宿命」「過去肯定」「過去否定」です。各タイプについて見ていきましょう。

未来志向の時間的視野を持つ人は、将来の目標や報酬のために働こうとします。だから現在の楽しみを犠牲にしたり、満足を先延ばしにします。成功をおさめやすいタイプともいえます。

現在快楽の優勢な人は、その瞬間を生きて、快楽を求める人のことです。動きの激しい活動を楽しんだり、スリルや新しい感覚を求めます。

だからドラッグに手を出してしまったり、アルコール中毒になる人にこのタイプの人が多いと言われています。

現在宿命の時間的視野を持つ人は、無力感や絶望感をもっています。自分の運命は外的な要因に支配されていると信じています。

過去肯定のタイプの人は、自分の過去を楽しいものだと認識し、しばしば感傷的に自分の過去を思い出します。そして家族や友人との関係を維持することに価値を起きます。古き良き時代を愛します。

過去否定の人は、過去にとらわれています。自分が嫌悪感や不安を抱いた経験ばかり思い出すのです。

もっとも幸福と関係する時間的視野はどれでしょうか。多くの研究者は未来志向を挙げます。ですが未来志向が行き過ぎると、仕事中毒や家族を顧みなくなったりしたりすることもあります。

現在に焦点を当てた時間的視野が幸福に必要だと言う人たちもいます。

最近の研究では、未来志向型の時間的視野とウェルビーイングには関連がみられないことがわかりました。現在快楽型は人生の満足度と緩やかな関連性があることもわかっています。

実のところ、ウェルビーイングにもっともつながると判明したのは過去肯定志向の時間的視野なのです。過去肯定志向の人は自尊心が高く、自分の過去や現在の生活に満足しています。それでも欠点はあります。保守的であること、変化を嫌うことなどです。

こうしたことから考えると、バランスのとれた時間的視野こそがもっとも幸福に寄与しそうです。バランスのとれた時間的視野を持つ人の特長は、未来志向と過去肯定の割合が高く、現在快楽の度合いは平均か平均を少しだけ下回るレベルで、過去否定と現在宿命の割合は低いことがわかっています。自分のいる状況に適した時間的視野を切り替えていく力こそ、時間的視野にはとても大事なものなのです。

時間の使い方

時間管理のトレーニングは時間の使い方や仕事の成果とはほとんど関係がないことが研究でわかっています。時間管理のトレーニングをうけても、数週間で元の時間の使い方に戻ってしまいます。

時間の使い方は、モチベーションによって決定されます。どれだけうまくその活動に時間を使えるかは、その活動に対するモチベーションをどれだけもてるかに左右されるのです。

”自分のすることを好きになり、それに価値を感じていること”が時間原理には重要な原則です。自分が好きだと思っている活動をしているのか、または好きでない活動の場合、その活動を行っている理由を明確に自覚していることが大切なことになります。

やらなければいけない活動と自由に選べる活動のバランスや、その他人生の様々な領域のバランスをとる”バランスの原則”もまた、時間管理には大事な原則です。

”責任と成果の原則”は何かが起こってから反応するよりも、起こる前に事前に行動して、過大なストレスを予防することを意味します。

”時間不安とコントロール観の欠如の克服”も時間管理の上で大事なことです。時間を完全にコントロールすることはできませんが、精神的な内面において自律していることで、時間に関する不安やコントロール観の欠如をいくらか埋め合わせることができます。

以上、時間の心理学について今回はみてきました。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

高橋聡しるす

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