人文科学系、主に哲学の専門用語の解説を中心とした雑記集

ポジティブ・エイジング|心理学の用語解説

 
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どうもこんばんは、高橋聡です。仕事の昼休みに神社で感謝の気持ちを伝えに参りに行きました。この1年特につらいことなく、生きることができてありがとうございます、楽しい職場で得意な仕事ができていることを感謝します、くらいのことを伝えてきました。あなたは日々の出来事に感謝していますか。感謝しているならあなたに親しい人にそのことを伝えてみるのも良いかもしれません。

前回の記事

さて前回は知恵についてみてきました。知恵こそ人生を豊かにする知識なのです。以下にリンクをはっておくので、そちらから飛べます。
まだ読まれていない方は是非読んでみてくださいね。

歳を重ねることは、だいたいの人が大きな試練と思う出来事です。ところがある研究データによると、65歳以上のほとんどの人が非常に健康だと言われています。老人は不健康だという固定概念とはうらはらに、多くの身体的問題はよい食事の習慣と運動によって解消できることがわかっています。高齢になっても健康的な生活はいつでもはじめることができるのです。

記憶など認知能力の低下はわずかな訓練で改善することができます。高齢者でも脳は新しい神経細胞を作り出し、かつて考えられていたほどには神経細胞を失わないこともわかっています。健康的で良好なエイジングにとって大事なことは次の7つの要素であるといいます。
  1. ヘビースモーカーでないこと/45歳までに禁煙すること
  2. 成熟した適応機制
  3. アルコールの乱用をしないこと
  4. 適切な体重
  5. 安定した結婚生活
  6. 運動
  7. 教育を受けた年数
このようなちょっとした努力ともかかわる要素が大事なのです。

エイジングのプロセスに決定的な違いを生んでいるのは、年配者が世の中にかかわっている度合いです。普段から意義深い活動にかかわろうとするのは、上手なエイジングの一つのカギとなります。

年を取ることにもコントロール感を持つこと、選択ができること、ポジティブな態度をとることも大事です。自分は同じ年齢の人よりも若いと思っているひとは、自己コントロール意識が高いようです。

予想には反するでしょうが、老化は不快な経験ではないのです。

以上、今日はエイジングについてみてきました。ポジティブなエイジングができればいいですね。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

高橋聡しるす

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