人間関係構築のマインディングモデル|心理学の用語解説
どうもこんばんは、高橋聡です。今日は比較的、暖かかったですね。でも関西圏も3府県が緊急事態宣言対象地域のため、オフィスにきている人は減っていました。仕事量が減っちゃうので残念です。
それはさておき、前回の記事の紹介から入りましょう。
前回の記事|熱愛と友愛
前回は熱愛と友愛についてみてきました。熱愛は激しいですが冷めやすい性質の愛でしたね。熱愛に始まり、友愛に落ち着いて愛が継続するパターンが多いのでしたね。以下のリンクから飛べるようになっています。まだ読んでいない方はぜひ読んでみてくださいね。
マインディングモデル
愛を長持ちさせて、育むにはどうすればいいのか、という点に答えてくれるのが人間関係構築のマインディング(心の持ち方)モデルです。マインディングモデルによれば、良いパートナシップに必要な5つの構成要素があります。
知ること、知ってもらうこと
お互いをよく理解し合うための行動のことです。考えや気持ち、態度について質問したり、打ち明けたり、わかり合ったりすることをさします。相手の気持ちを理解しようという欲求をお互いが持って臨むとうまくいくことが多いです。相手のことを知れば、二人の関係は円滑になります。実は関係が進めば進むほど、相手を知るのは難しくなります。相手の言うことを当たり前のことと考えて、すでに知っていることだと思ってしまうことがあるからです。
だからたとえ似たようなことを前に聞いていたとしても、お互い知りたい、知ってもらいたいという気持ちを尊重しながら相手を知ろうとする姿勢を持つことが長く関係を維持するのに大切になってきます。
適切な原因分析
パートナーの行動について適切な原因分析をすることが重要だと言います。関係をうまく行かせるには、プラスの行動の原因をパートナーの人格や意思に求めて、マイナスの行動は外的な状況に原因を求めるのが良いとされます。受容と尊敬
需要と尊敬は、何か口論などしているときにより必要な要素となります。敬意を持ってお互いの話を聞く、そして相手の反応を受け入れて妥協点や解決策を見出そうとすることが大切になってきます。お互いに気配りできるカップルはポジティブな気持ちにすぐ切り替えることができます。
互恵性
互恵性とは、お互いが投資に見合う利益を得られる状態のことです。つまりどちらも損をせずに得をしているWIN-WINの関係が互恵性です。特定の役割を割り当てる時も、尊敬、承認、感謝を忘れずに役割を当てはめることができればうまくいきます。
継続性
時間と継続がいいパートナーシップには必要なのです。関係性は常に変化して、発展していくものなので、新たな情報とともに調整していく必要があります。許し
ある程度の苦痛はどのような関係においても避けられません。その時に相手を許すことができるかどうか、つまり恨む気持ちを手放せるかどうかが大事になってきます。許しは怒りを軽減して、楽観性を高めます。さらに健康をも増進する効果があることがわかっています。
感謝
人間関係に欠かせないスキルとして、パートナーの存在を当たり前と思わずに感謝の気持ちを持つことがあります。このように愛を維持して発展させるには、多くの努力が必要だと言います。
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
たかはしさとししるす