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自律と他律|哲学の用語解説

2021/03/03
 
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どうもこんばんは、高橋聡です。僕は1ヶ月に1回は神社に感謝のお参りに行きます。感謝の気持ちを忘れてはダメだと日頃思っていますので、忘れないようにも神社でお祈りを捧げております。あなたもそういう習慣はあるでしょうか。

前回の記事|自由

前回は自由について考えました。今回の特に自律という考え方と関連する概念です。以下にリンクを貼っておきます。

まだ読んでいない方、もっと理解を深めたい方はぜひ読んでみてくださいね。

自律と他律

自律とは、カントによると他のものに支配されず、自発的に、自分で立てた法則に自分で従うことをさします。対義語は他律です。他律とは、神や社会などから与えられたルールに従おうとする態度のことをさします。道徳法則は人間の実践理性が自ら立法したものです。カントは自ら立法した道徳法則に自発的に従うところに、自分で自分を律するという意志の自律を認めました。そして意志の自律にこそ、人格の尊厳があると考えたのです。つまり真の自由とは、ただなにものにも縛られないというだけではなく、自分の意志で自分のあり方を決めて実現するという意思の自律のことだとカントは説いたのです。
カントの場合は、意志の自律が道徳の最高原理である道徳法則と密接につながっています。カント哲学において自発性と自発性に基づいた選択である自律が実践理性以外の場においても重要視されていることも注意しましょう。
以上、自律と他律について考えてきました。カント哲学の一つの要となる重要なキーワードが自律ですので、ぜひ覚えておいてくださいね。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
高橋聡記す

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