教行信証のこと


浄土真宗の開祖に親鸞という人がいる




この人の主著は普通『教行信証』と呼ばれている




この著作を直接語るわけじゃないんだけど、




この教行信証という順番は非常に大事なんだと常に思う。




どういうことだろう




教、とは教えのこと。




教えを知るということ。義務教育で習うのもこの教えだ。




習っている内容が調べたらすぐわかる、




検索すればすぐわかるだろ、




と言いたくなるのはとてもよくわかる




でも調べてわかるんじゃあ、教えを身につけたとはいえないんだ




自分の中で繰り返して学んで、




すぐ引き出せるようになった知識とか教えが、




本当の教えなんだ




それがないと理解できないんだよ。本当に。




だから調べる技術も大事だけど、




覚えることも大事にしよう。




繰り返し書いて漢字を書いたり、




英語のスペルを覚えたり、




発音を覚えたり、




こんなことが本当に大事なんだよ。




これが教育の基本なんだ




これが小学6年間で習うくらいの知識があれば、




少しずつ考えることができるようになる。




教行信証の二つ目の「行」とは、




ただやるだけじゃないんだ。




行動したことを反省してあとで行動を修正できることなんだ。




それができると三番目の信、




自分に対する自信や、




他人に対する信頼なんていうのもちょっとずつわかってくる




四番目の証はあかし、ということ。




絶対の確信をもって何かをできること。




好きなことを自信満々でできることだと思えばいい。







だから初めの教えの段階は絶対におろそかにしないほうがいい




おろそかにしても、そこから学びなおせばいいんだよ。







教育の意義を少し語ってみました。

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