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縁起説と四諦八正道

2017/08/17
 
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哲学エヴァンジェリスト。 東洋哲学や西洋哲学問わず、面白い哲学をあなたにお伝えします。

どうも、哲学エヴァンジェリスト高橋聡です。前回では縁起について触れました。今回は縁起の内容をわかりやすく解説した四諦について見ていきたいと思います。さっそく四諦とは何か見ていきましょう。

四諦

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(写真は大阪府和泉市坂本寺)

四諦とは苦諦、集諦、滅諦、道諦の4つの真理のことです。諦とは真理のことです。苦諦から何かを考えましょう。

苦諦

苦諦とは一切皆苦とする真理です。苦は苦を感じる人間自身が作り出すものです。ではその苦はなぜ生じるのでしょうか。その答えが集諦になります。

集諦

集諦とは、苦は煩悩によって生じたという真理です。煩悩とは、無知から生じる汚れた心の状態のことです。執著、つまりあるものごとに感情的にとらわれすぎて、感情をコントロールできない状態も煩悩です。貪瞋痴と呼ばれる三毒が煩悩の代表格です。

滅諦

集諦では煩悩が取り上げられました。滅諦とは、この煩悩を完全になくして苦を断じることが、悟りの境地であるという真理です。この境地を解脱とか涅槃と言います。

道諦

道諦とは、煩悩を滅する状態を永続させるためにやらなければならない道のことです。この道のことを中道といい、また実践面で守るべき八正道ともいいます。

八正道

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(写真は京都府京都市知恩院)

八正道とは、八つの正しい行いという意味です。次の8つの目的にかなった行いを指します。

  1. 正見 正しく真理を見ること
  2. 正思 正しく考えること
  3. 正語 真実を語ること。誠意ある言葉遣いをすること
  4. 正業 正しい動作。行動を正しくすること
  5. 正命 正しく生活すること
  6. 正精進 正しい目的に対して努力すること 正しい目的とは悟りのこと
  7. 正念 正しく思い浮かべること
  8. 正定 心正しく精神統一すること

この八正道のことを今までのべたように、中道ともいいます。中道とは、極端な生き方、見方をせずに生きる、といった意味です。

このように、仏教では特に四諦八正道を特に重視します。

四諦八正道のまとめ

仏教では特に一切皆苦ということを思索の出発点としています。苦とは、漢字でいう苦しいという意味だけではないのです。苦とは、パーリ語ではドゥッカと呼ばれる概念で、そのことについて少し触れたブログ記事がこちらから飛べますので見てください。

正しく見ることから正しく心を統一することまで、八正道を実現するためにさまざまな方法が考えられてきました。八正道は1から8まですべてつながっているので、これも注意してみてくださいね。あなたが誤った見方にとらわれていたら、正しい行動や心の状態になるわけがないことが簡単にいえば述べられているのです!正しい見方ができるように修行しましょう。

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