人文科学系、主に哲学の専門用語の解説を中心とした雑記集

インプットよりもアウトプット!「話す」「書く」「行動する」ことの大事さ

 
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お久しぶりです。哲学エバンジェリスト高橋 聡です。ブログの更新を再開して定期的に記事を投稿していきますので、またよろしくです。

今日は樺沢紫苑著『学びを結果に変えるアウトプット大全』(以下、『アウトプット大全』)の書評をあなたにお送りしたいと思います。今日買ってきて、今日読み終えたくらい、とても楽しくてためになる内容が載っていましたので、シェアしたいと思います。

『アウトプット大全』の概要

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インターネット、SNSでは有名な精神科医、樺沢紫苑さんの本です。日本一アウトプットを行なっている精神科医である樺沢さんが、インプット重視の学習方法に異議を唱え、アウトプット重視の学習方法を提案しているのがこの本です。インプットとは、「聞く」「読む」「覚える」といった”入力”を指す言葉なのに対して、アウトプットとは「話す」「書く」「行動する」といった”出力”することを指します。例を出すと、教科書を読むことがインプットです。教科書の大事な点を手で書いたり、要約したり、問題を解くことはアウトプットです。

「書く」といっても、範囲は広いです。例えば「手書き」でノートをとるのと、「ノートパソコン」でノートをとること、どちらが学習効果が高く、記憶定着が良いでしょうか。樺沢さんはプリンストン大学とUCLAの共同研究などを参考にしながら、「手書き」でノートをとる方が学習効果などが高いことを説明しています。全体的に脳科学や心理学の知見が援用されていて、とてもわかりやすく書かれている本です。

以下、本書を読んでぼくのなかで起こった変化などを書いていきます。

『アウトプット大全』を読んで変化したこと

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この本に触れる以前のぼくのアウトプットに対する意識

ブログを書いてきたぼくがいうのもなんなんですが、ぶっちゃけて言うと、書くことを含め、アウトプットには苦手意識を持っていました。最近はましになってきたとはいえ、大学時代以降、ほとんど紙に手書きで何かを記すことも減っていたのが一因です。思い返すと、高校時代以前は紙やノートに書き散らしていましたが、それが学習効果の高いものだと気づかず、インプット中心の学習を常に繰り返していました。

この本に触れて得られた気づき

アウトプットとは、インプットした情報を得て自分の中で起こった変化を外に出すことだということに気づくことができました。たったそれだけか、と思われるかもしれませんが、これはぼくの中では非常に大事なことで、これに気がつくだけで大変気がラクになりました。アウトプットをすればするほど、脳が活性化して学習効果も高くなるということの徹底的にわかりやすい説明と、アウトプットを具体的にどう行えばいいかの指南までしている『アウトプット大全』は、アウトプットに苦手意識がある人には必読の書です。

この本を読んで起こす行動

実際にこの本を読んで何をするか。
  • 毎日、紙に日記をつける
  • 2日に1回はブログに記事を投稿し、Facebook投稿を行う
まずは毎日紙に日記を書くことにします。こうしたことでブログ記事やFacebook投稿のネタを探すのに使えるかもしれません。基本的なアウトプットからまずは始めることが大事です。

そして、2日に1回、定期的にブログ更新を行います。Facebook投稿も2日に1回行います。

こうした具体的な行動することを表明し、なにより”続ける”ことが最も大事なことだと樺沢さんは言っています。

まとめ

繰り返します。『アウトプット大全』は、アウトプットに苦手意識がある人には必読の書です。インプットばかりしていてもそれは自己満足で終わってしまうからです。アウトプットをしてこそはじめて、自己成長への道がひらけます。あなたも是非『アウトプット大全』を手にとって読んでみてくださいね。

今日の記事はここまでです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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