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自分自身や社会を変えるために必要な4つの視点

 
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哲学エヴァンジェリスト。 東洋哲学や西洋哲学問わず、面白い哲学をあなたにお伝えします。

どうも、哲学エバンジェリスト高橋 聡です。このところ書評を中心に書いていましたが、今回はぼくが気づいた何かを変えようとする際に必要な4つの視点を書き記そうと思います。

では早速、4つの視点とはなんなのかを先に提示しましょう。

全体の構成

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  1. 現状肯定から各人が特性を活かしてよりよい”自分”や”社会”をつくろうとする視点
  2. 概念を使いこなす哲学を身につける
  3. 感謝と幸せから延長してものごとを成す視点
  4. 飽くなき向上心を持つ視点

周りを変えるには自分を変えないといけない、という話を聞いたことはないでしょうか。周りの人や社会を変えるには、まずは自分を変えて行動し続けないといけないのは確かなことです。ですが、自分を変えるといっても何を変えていいのかわからない人も多いのが現状です。

実はこの4つに共通するのは、実は”不平不満からの脱却”ということなのです。不平不満を感じるのは悪いことではありません。ただその不満だけを原動力として動き続けると大変疲れますし、だいたい長続きしないことが多いのです。不平不満を感じて行動することはとても良いことなのですが、そこにとどまっているだけではよい方向に変えることができないのです。

不平不満から脱却して、満足と感謝の境地にいたることではじめて、現状を自分の望むように変えることができるのです。

では、一つずつ見ていきましょう。

現状肯定からはじめて個性を活かす

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現状肯定の意味

現状肯定とはどういうことでしょう。この世の現状をまずは肯定して、思考して行動するということです。そして自分の特性をどのように、今の現状の世界で発揮することができるかを考えつつ、いろんな行動をしてみることがとても大事なのです。現状を見ずに否定ばかりしても、それは子供のわがままのようなものではないでしょうか。その点でいえば、現状肯定とは大人な態度です。ただし現状肯定だけにとどまっていては発展はありません。

たとえば、今の社会は当然ながら資本主義社会で国家はむしろ強くなっていて、グローバリゼーションによって様々なところに影響が出ています。この時代に革命を主張して社会主義の建設を目指しても、そう生産的ではないかもしれません。むしろ資本主義の荒波に自分を投じて、そこを生きることが当然大事になってきます。

特性を探す

この現状肯定に加えて、特性を探しつつ、その見つけ出した特性を活かすことがとても大事です。常に自分がどう社会で活躍できるかを徹底的に考えることが必要になっているのです。

高度経済成長期のように、盲目的に勤勉に働くだけがいいことだとは限らない、ということです。リーダーになる特質を持つ人は、起業して会社を起こしたり、他の様々な団体を率いるのです。もちろん勤勉に働く人間がいなければ、企業などは成り立たないのも確かです。勤勉に働くのが最も適した特性なら、それもまたいいことです。ただし惰性で勤勉に働くのではなく、むしろ自分で選びとって勤勉に働くことを決断するのです。本や文章を書くのが得意なら、その道に進むべきです。漫画でもアニメでも創作が好きなら、やはりそれがどうやって実現できるかを考えましょう。

概念を使いこなす哲学を身につける

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概念に使われる人間

概念に使われる人間とは奇妙なことばかもしれません。ところがぼくはこういったことは往々として起こりがちだと感じています。たとえば社会主義が一時流行した時代がありました。この時代には社会主義の平等思想が完全な善だと決めつけ、資本主義の格差などは悪だと断ずる人がたくさんいました。こうした過度な平等思想という概念が人間を離れて一人歩きし、そうした概念の道具として人間が使われる、という事態が引き起こしたのが浅間山荘事件でしょう。

われわれはこのような概念の一人歩きには常に気をつけなければいけません。概念に振り回されるのではなく、人間が概念を使いこなす意識が大事です。

概念を使いこなす哲学

人間が概念を使いこなすとは、当たり前のことです。ところが無批判的に概念を受け入れる土壌ができてしまったとき、人間が概念を使いこなすのではなく、概念の一人歩きが始まり、概念が人間を使うことになってしまうのです。だから無批判的に概念を受け入れることを避けねばなりません。

常識を疑えとか言われるのは、すべてこのことに関連していると言えます。

この概念を使いこなす哲学を身につけるのに必要なのは、どういうことでしょうか。いろいろなことや話題に興味を持ち、その事実関係などを調べ、他人の意見ではなく自分の意見を持つこと、まずはこれが必要なことです。一般的な哲学を学ぶと自分の意見をもつのにとても役立ちます。

感謝と幸せから延長してものごとを成す

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不満だけではダメだと上のほうで少し触れました。感謝と幸せを自覚することが実は自由への第一歩。自由を手に入れれば、あなたが成したいことがらすべてをなんでも成すことができるでしょう。

とはいえ、感謝や幸せを自覚するのは意外と難しいもの。周りの人間関係をみて、不平不満を感じるなかにも大事にしてくれる人がいることからまずは感謝しましょう。そしてその人をより幸せにしたいという動機からなされた行動は、かならずや周りの共感を生み、よい成果を得ることにつながるでしょう。

飽くなき向上心をもつ

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現状肯定はしても、満足はしても、そこから行動を起こさなければ意味がありません。その意味で、向上心をもつことは必要です。

向上心をもつことで、あなたは次の目的や目標をたて、行動し、その結果をフィードバックしてさらに次の目的や目標を立てることができます。

向上心の中身は、いつ変わってもいいのです。それでも行動する原動力として向上心は大事なものです。

まとめ

まずは現状を肯定すること。改革の一歩はそこから。概念を使いこなす哲学を身につけること、感謝と幸せを感じ、他の人にもその境地を少しでも知ってほしいと行動すること、そして向上心を持つこと。そうすれば自分が変わり、周りも変わり、社会も変わり、世界も変わります。

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