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適応的防衛機制|心理学の用語解説

 
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どうもこんばんは、高橋聡です。今日は家の近くのマクドナルドにいってきました。マクドナルドもコロナの影響か、そんなに人が多くなかったですね。先日仕事帰りに心斎橋のBOOKOFFにも行ったときもそんなに人はいなかったですね。やはりコロナを警戒している方が多いということでしょう。

前回の記事

前回はコーピングについてみてきました。コーピングとは困難に対する対処法のことでした。コーピングには三つの種類がありましたね。以下から前回の記事のリンクに飛べます。
まだ読んでいない人はぜひよんでみてくださいね。

適応的防衛機制

コーピングが意識的に行われるものであるならば、人生のストレスから回復させるためにわれわれが備えている無意識の機能があると精神分析学者は言います。この無意識の機能を「適応的防衛機制」と呼びます。とてもポジティブで有益なものです。

適応的防衛機制の中には、「予期」「連帯」「ユーモア」「自己主張」「自己観察」「昇華」「抑制」などがあります。

予期は困難な状況に置いて自分が望まない結果が出るかもしれないことについて、心の準備をさせてくれます。連帯は、仕事で疲れ大変だった一日を電話で友人に話すということを促します。

しかしわれわれはそうしたことを「対処しよう」と思ってやっているわけではありません。

ネガティブな状況をユーモアに変換することはとても有効なことですね。仕事で疲れている自分の状況を社畜だと行って笑いをとる行為などはそれにあたるかもしれませんね。昇華はネガティブな反応を建設的な活動に置き換えてくれます。

これらすべての適応的防衛機制は年齢をとるほど発展し、さらにより効果的になる傾向があります。こうした防衛機制を使えば使うほど、適応能力レジリエンスは高まります。

以上、適応的防衛機制について考えてきました。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

高橋聡しるす

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