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アプリオリ|哲学の用語解説

2021/02/20
 
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どうもこんばんは、高橋聡です。ちょっと寒さが落ち着きましたが、それでも少し寒いですね。今日は一日頑張ることができましたので、明日も程よく頑張ろうと思います。

前回の記事|アンチノミー・二律背反

さて前回は、アンチノミー、二律背反について詳しく考えました。カントの『純粋理性批判』でも大きく取り上げられることになる項目なので、ぜひ確認しましょう。以下にリンクを貼っておきます。

アプリオリの用語解説

ラテン語で本来は「〜より先に」という意味のことばがアプリオリです。アプリオリとは、経験に先立ち、経験から得られたのではない生得的なものをさします。アプリオリの反対語が、アポステリオリです。
カントは、経験からアポステリオリに得られたものは普遍性を持たないと考えました。そして普遍的な認識を成立させるものは、経験に先立つ主観のアプリオリな能力だと考えました。人間は対象を認識するためのアプリオリな形式として、現象がその中にあらわれる感性の形式である時間と空間、思考の枠組みである悟性の思考形式であるカテゴリーをそなえている、とカントはいうのです。
たとえば「円は丸い」ということは経験を介さずに理解できるためにアプリオリです。感性や悟性もアプリオリです。なおアプリオリなものは必ず成り立つのですが、経験によらないから知識そのものは増えないとはかんとは考えました。アプリオリでありながら経験により知識を増やすような認識である、アプリオリな総合判断こそ、数学や自然科学にふわさしいと主張しました。
以上、アプリオリについて考えてきました。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
高橋聡記す

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