11.怠惰と努力

仏教

どうも哲学エヴァンジェリスト高橋聡です。今日はブッダの『真理のことば』(ダンマパダ・法句経)のことばをみて怠惰と努力の違いについて学びましょう。

二八 賢者は努力と修行によって怠惰を退けるときには、智慧の塔に登り、自ら憂いなく、他の憂いある愚人どもを見下ろす。

−−山上にいる人が地上の人々を見下ろすように。

二九 行動しないでなまけている人々の中で、ひとり行動し努力し、眠っている人々の中で、ひとりよく目覚めている思慮ある人は、速く走る馬が、足の遅い馬を抜いて駆けるようなものである。

三〇 インドラ神(帝釈天)は行動し努力したので、神々の中で最高の者となった。行動し努力することを人々はほめたたえる。自分勝手なことをすることはつねに非難される。

努力と怠惰

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(以下、京都東寺観智院の姿)

ここでは努力と怠惰について述べられています。努力と修行に勤しんで怠惰を退ける賢者は、智慧の高台に登って憂いはないと言います。そして怠惰で憂いある愚人どもを見下ろすということが述べられています。努力して何かを集中して極めようとした人は、サボっている他の人より高い境地にいるのは自然なことです。実は高台に登って見下ろすなど嫌なやつだと思うかもしれませんが、そうではなく努力や修行をしているだけで他の人より高いところから見下ろすくらい、視点が違うものになっているのです。二八で言っているのは、努力と修行をするような賢者は高い観点から物事を見渡し、より真実に近いものを見極める力をつけることができる、ということでした。

さらに二九では目標までの到達地点につくのも行動して努力する人ははやい、ということが述べられています。これも自然のことでしょう。目標をめざして努力と行動を行っているわけですから、なまけてサボって行動しない人よりは絶対に目的に到達するのは早いでしょうね。

インドラの努力

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三〇ではインドラの話が出ます。インドラは行動し努力したから、神々の中でも最高のものになった。ということは、正しい方法で行動し努力する人は、人々のなかでも最高のものになるということです。だから行動し努力することを褒め称えるのです。自分勝手なことをするのは愚かなことなので、常に非難されるといいます。

ぼくもサボってしまいがちになることが多いので、耳に痛い部分もあります。でも、順序正しく道を踏み外さず努力と行動を続ければ人々の中でも最高のものとして見られるというのは、励みになります。やってやりましょー!

あなたはどうでしょうか?サボり続けるより何か一つをまず極めてみましょう!

まとめ

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今回学べた内容を簡潔に記すとこうです。

〇努力と修行、行動を欠かさず行えば人々の中でも最高のグループに入れるし、高見の塔に登って真実も見れるし、目的地にもはやくいくことができる。

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