人文科学

仏教

『選択本願念仏集』の読み方:各章の意図

さとやんです。『選択集』を読むシリーズの続きを記します。今回は法然が『選択集』の各章をどんな意図で書いたのかを推測しながら、この記事に記したいと思います。『選択集』はすべてで16章あります。16章は大きく分けて5つのブロックに分類できると私...
仏教

『選択本願念仏集』の読み方:概略

さとやんです。ところどころ寒い日もありますが、すっかり春になりました。今回から浄土宗の開祖である法然の主著『選択本願念仏集』(以下、『選択集』)の私なりの解釈をここに掲載したいと思います。私自身は浄土教学や浄土宗学をやったわけじゃないですか...
未分類

問題が起こる前に現状を把握し、問題になりそうなことを想定することが大事|守屋洋著『兵法三十六計』を読んで

だいぶ昔に下書きした記事を公開します。どうも、さとやんです。朝晩は暑さが和らいで来ましたが、日中はまだまだ暑い9月初旬となりました。先日第152回人間塾in関西に参加して来ました。その際に課題本として読んだ『兵法三十六計』を読んで感じたこと...
儒学

尊徳の考え方とカント哲学との親近性|二宮尊徳『二宮翁夜話』を読んで1ー202501

二宮尊徳『二宮翁夜話』を読むとある読書会(人間塾in関西)の2025年の塾頭を拝命し、二宮尊徳『二宮翁夜話』(以下、『夜話』)を読みましたので、その感想をシェアいたします。実際には『夜話』は二宮尊徳の著作ではなく、その弟子である福住正兄が尊...
西洋哲学

『方法序説』の後世への影響と批判、デカルトについての雑感|デカルト『方法序説』(岩波文庫、谷川多佳子訳)解説5、6

5.後世への影響と批判ライプニッツ デカルト哲学の問題意識を真正面から受け継ぎ、その問題点に答えようとした哲学者にドイツのライプニッツがいます。ライプニッツは二元論的世界観を受け継ぎつつ、機械論的世界論の問題点を有機論的世界論の立場から解決...
西洋哲学

『方法序説』の成立経緯、『方法序説』各部解説|デカルト『方法序説』(岩波文庫、谷川多佳子訳)解説3、4

3.本書の成立経緯 簡単な成立経緯は2で述べたように、『世界論』の出版を取りやめることになったデカルトが、自分の行動原理たる自身の哲学を公表したのが『方法序説』です。具体的な実例は生前に刊行できなかった『世界論』にありますが、どういういきさ...
西洋哲学

デカルトの生涯|デカルト『方法序説』(岩波文庫、谷川多佳子訳)解説2

2.デカルトの生涯あなたはデカルトの肖像画を見たことはあるでしょうか。上の二つに着目しましょう。上の画像が若いころのデカルトの絵だと言われていますが、今は本人をさしたものではないと言われています。下の画像がフランス・ハルスというオランダの画...
西洋哲学

一般的なデカルト像|デカルト『方法序説』(岩波文庫、谷川多佳子訳)解説1

はじめに昨年(2022年)の1月以来、人間塾に参加させていただいている私が、昨年末に推薦したデカルトの代表作『方法序説』が今年の課題本に選ばれたので、僭越ながらわかる範囲で解説を書かせて頂こうと決心して、この度筆を進めることにしました。自分...
書評

『人間の条件』と全体主義の関係について|第133回人間塾in関西 ハンナ・アレント『人間の条件』に参加して2

どうもおはようございます。高橋聡です。最近もまだまだ寒い日が続きます。体調にはくれぐれも気をつけましょう。さて前回の記事に引き続き、人間塾の課題本『人間の条件』と人間塾のお題2の関連で今日は語っていこうと思います。その後、『人間の条件』全体...
人文科学

「人間の条件」をふりかえって考えてみる|第133回人間塾in関西課題本 ハンナ・アレント『人間の条件』を読んで1

どうもおはようございます、高橋聡です。人間塾in関西への参加一年ほど前から人間塾in関西という読書会に参加しています。今回は先週土曜日の2月4日に京都会場で人間塾がありましたので、そちらに参加してきました。今回の課題本はアレントの『人間の条...
儒学

孔子と顔回の師弟愛の深さ|第79回大阪潤身読書会参加

どうもこんばんは、高橋聡です。先週1.28(土)に今年に入って初めての大阪純真読書会に参加してきました。少し書くのが遅れてしまいましたが、ここで学んだことはアウトプットをしっかりしよう、と思っていたのでここに書き記します。今回の潤身読書会の...
儒学

相手に適切な言葉を投げかける|第78回大阪潤身読書会参加

11月は地域のお祭りの延期などの都合で大阪潤身は参加せず、12月25日クリスマスの日に大阪北新地のステーキハウス听(ポンド)にて第78回となる大阪潤身読書会が行われたので参加してまいりました。孔子の言行録である『論語』を1章句ずつ読み、そこ...
カント

正しいことをする|サンデル『これからの「正義」の話をしよう』第1章を読む

どうもこんばんは、高橋聡です。本日は大阪は雨の予報でしたが、雨は降らずに比較的暖かい曇りとなりました。車で出かけましたが、昼間は冷房をつけておりました。さて、前回まではサンデルの正義論を読む前に知っておいたほうがよい前提を見てきました。前回...
人文科学

美徳型正義論の概要|サンデル『これからの「正義」の話をしよう』を読む前に知っておくべきこと3

どうもこんばんは、高橋聡です。寒さが一層厳しくなってきました。風邪をひかぬように気を付けましょう。前回は自由型正義論についてみていきました。いかにリンクを貼っておきますので、まだ見ていない方はこちらを見てください。自由型正義論の概要|サンデ...
人文科学

自由型正義論の概要|サンデル『これからの「正義」の話をしよう』を読む前に知っておくべきこと2

どうもこんばんは、高橋聡です。円安が進んでいるのに加え、世界的な材料高、物価高のおかげでモノの値段が高騰しています。海外からすると、日本に資産を持っていると資産が目減りしてしまいます。外資系企業で働いているので、そういう影響もちょこちょこ出...